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歯がなくなったら?

2021年1月12日

歯を失った時、そこの部分はどのように補うことができるでしょうか。

  1. 入れ歯


    入れ歯には「部分入れ歯」と「総入れ歯」があります。
    上の絵は部分入れ歯で、ない歯を補う「人工歯」と歯肉を補う「床」そしてそれを残っている歯に固定する「クラスプ(バネ)」からできています。
    総入れ歯は人工歯と床だけで、床を吸盤のように歯肉に密着させる必要があります。
    ↓こんなイメージ↓


    メリット
    ・取り外せるので、こまめに清掃できる
    ・保険適応の場合、経済的・・・など

    デメリット
    ・噛む力が低い
    ・残っている歯に負担がかかる
    ・唾液が出にくくなることがある・・など

  2. ブリッジ


    失った歯を補う「人工歯」とその両隣の歯にかぶせる「クラウン」が一体となったもの。失った歯の両隣の歯が支えとなることで人工歯を固定します。ブリッジの構造上、失われた歯の両隣の歯がなければ、ブリッジを作成することはできません。

    メリット
    ・取り外し不要
    ・保険が適応の場合、経済的・・・など

    デメリット
    ・健康な歯を削らなくてはならない
    ・支える歯の負担が大きい
    ・清掃性が低下する場合がある・・・など

  3. インプラント


    失った歯の代わりに、手術で顎の骨に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、それを土台に人工歯を装着します。インプラントは「第二の永久歯」とも言われるほど、最も天然歯に近い存在です。

    インプラントに使用される金属のチタンは、人の体と親和性が高く、骨と結合する性質があります。そのため、人工歯をしっかりと固定することができ、自分の歯と同じように噛めるのです。

    メリット
    ・自分の歯と同じように噛める
    ・残った歯に負担が少ない・・・など

    デメリット
    ・手術が必要
    ・保険適用外のため、費用がかかる・・・など

結局、どの治療がいいのか?

大きく、3つの治療方法を紹介しましたが、どの治療法がいいのでしょうか。それについて次回改めてお話ししたいと思います。さて、皆さんは、どの治療法を選択しますか?

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