キービジュアル

All-on-4®
長所」も「短所」も
説明します

All-on-4®の治療を受けるにあたって、
長所も短所も理解した上で治療法を選択
することが大切です。

カウンセリング

また、All-on-4®を検討されている方は、
総入れ歯も選択肢に入れているのでは
ないでしょうか。

All-on-4®と総入れ歯の違い
についても説明します。

All-on-4®の主なメリット

All-on-4

歯がまったくない人のインプラント治療では、一般的に8~14本のインプラントを入れる必要があります。
しかし、All-on-4®ならば最小4本のインプラントで多くの歯を装着できるため、次のようなメリットが期待できます。

メリット 1「治療期間」を短縮できる

カレンダー

All-on-4®では必要なインプラントが少ない上に、骨造成(骨を増やす治療)を行わないため、通常の術式に比べて治療期間が短くなります。また、通常の術式では、仮歯が入るまで数ヶ月は、歯がない状態で待たなければなりませんが、All-on-4®では、手術直後に仮歯が入るため、短期間で治療効果が実感できるというメリットもあります。

※極端に骨量が少ない場合には、骨造成が必要になります。

メリット 2「1度の手術」で多くの歯が入る

オペ

通常のインプラントの術式では、1次手術から数ヶ月の治癒期間を経て、2次手術を行い、その後人工歯を作製し装着します。仮歯が入るまでの間、噛めないことが最大の問題でした。All-on-4®1度の手術直後にインプラント固定の人工歯を装着します
手術の回数が少ないだけでなく、インプラントの埋入本数が少ないため、身体的な負担の軽減につながります。

メリット 3口元が「30歳」も若々しくなる

「噛める歯」や「美しい歯並び」を提供するのは当然として、当院のAll-on-4®は「口元を30歳若返らせること」も大切にしています。
次の写真をご覧ください。All-on-4®をお口にセットした前後の変化を比較したものです。しわが消え、口元全体に「ハリ」が出ているのがお分かりでしょう。

  • 治療前
  • 治療後

【治療内容】上下All-on-4®による治療を行いました。
【治療期間】6ヶ月

メリット 4通院回数を抑えられる

All-on-4®では手術当日に歯を装着するので、一般的なインプラント治療に比べて通院回数が少なくなります
また、当院では「早く歯を入れたい」「通院回数を抑えたい」という方向けに、短期集中治療サービスを行っております。ご予約の際にご希望の旨をお伝えください。札幌だけでなく、遠方の方にも通院の負担を軽減して治療を受けていただけます

メリット 5費用を抑えられる

電卓

インプラントを入れる本数が多くなるほど、費用負担は大きくなってしまいます。また本数が多くなれば骨造成の必要性が高まり、さらに費用負担が増えます。しかし、All-on-4®は、入れる本数を最小限に抑えることができ、費用負担も軽減できます。

メリット 6本数が少ないのでお手入れ、メインテナンスが楽

天然歯と同じようにインプラントも、毎日のお手入れ、定期的なメインテナンスが欠かせませんが、本数が少ないので、多くのインプラントを入れた場合と比較して、お手入れ、メインテナンスが楽です。

All-on-4®(オールオン4)のデメリット

困った

これまで説明したように、従来のインプラント治療に比べて、All-on-4®には多くのメリットが期待できます。
しかし、インプラント治療全般に言えることではありますが、手術が必要になる・保険が適用にならないといったデメリットがあるのも事実です。
これらのデメリットも把握して、治療を受けるかどうかを決めるのが大切です。

All-on-4®独自のデメリットには、以下のようなものがあります。

デメリット 1「歯が残っている場合」はAll-on-4®はできません

All-on-4®は、すべての歯を失っている人を対象とした治療法です。健康な歯が残っている場合には、適応になりません。歯が残っていても、歯周病や虫歯になっている場合は、状況に応じて抜歯をしてからAll-on-4®にする場合があります。

当院では健康な歯を残すことを優先しますが、保存が難しい場合にはAll-on-4®を含め、患者さんに合った治療法をご提案します。

デメリット 2術者によって、治療結果が大きく違う

インプラントの治療は術者によって結果が違います。とりわけ、All-on-4®の術者による違いは大変大きなものです。例えば1本の歯がない場合のインプラントは、隣の歯を基準にして、治療をすることができます。ところが All-on-4®は、基準となる歯が全くない状態のところに、4本のインプラントを埋入し、すぐに全ての歯を入れるために、術者(外科を行う歯科医師、歯を入れる歯科医師)などの知識や技術により、結果が大きく異なります。
メリットである治療回数や治療期間、見た目や噛みやすさなども、術者によって全く異なるので、その治療に習熟した歯科医師やチームを選ぶことがとても大切です。

インプラント全般のデメリットについては、こちらもご覧ください。

All-on-4®のリスク

院長

All-on-4®外科処置が必要となるため、治療を受ける場合はリスクがあります。しっかりとリスクを理解した上で、治療を受けることが大切です。
分からないことや、ご心配なことがあれば、遠慮なくご相談ください。

  • 術前に精密検査を行いますが、骨の状態を確認した際に、手術計画が変更になる場合があります。
  • 抜糸前に喫煙や飲酒を行うと、痛みを感じたり、思ったような治療効果が得られない場合があります。
  • 可能な限り痛みを軽減する治療を行っていますが、術後に痛みや腫れを感じることがあります。処方された痛み止めを服用するなどの対処を適切に行ってください。
  • 処方された薬剤によって、眠気や吐き気などの副作用があります。
  • 術後に痣が出ることがありますが、通常2週間程度で消えます。
  • ほとんどの場合、All-on-4®では手術の当日に仮歯が装着できますが、骨の状態によっては当日仮歯が入れられないことがあります。上下All-on-4®の場合は、ノーベルガイドを使用する場合を除いて、基本的に翌日の装着となります。

All-on-4®と総入れ歯の「比較」

総入れ歯

All-on-4®は、歯がほとんどない方、歯がボロボロの方に向いている治療です。All-on-4®を検討されている患者さんは、選択肢に「総入れ歯」も入っているのではないでしょうか。
また、すでに総入れ歯を利用されている患者さんも、「噛めない」「異物感」「痛み」などのトラブルにお悩みの方が多いです。

All-on-4®と総入れ歯の違いを理解してから、ご自身に合った治療法を選択していただきたいと思っています。

比較項目/補綴の種類 All-on-4® 総入れ歯
使い心地 噛みやすさ
安定性
お口の中の違和感 保険適用の場合は有
対応症例 限られる ほとんどの人に適用可能
審美性
費用 高額 保険適用の場合は安価
手術の有無
寿命 10年以上 約5年

比較 1嚙みやすさ

All-on-4® 総入れ歯

インプラントの咀嚼機能は、天然歯に比較して90%程度といわれます。これに対して総入れ歯は10%程度しか回復しません。インプラントを使ったAll-on-4®は、天然歯とほとんど変わらない嚙みやすさがあると言えます。

比較 2安定性

All-on-4® 総入れ歯

All-on-4®は、インプラントでしっかりと固定されているので外れる心配がなく、食事や会話にまったく影響がありません。これに対して、総入れ歯では会話や食事の際に外れてしまうことがあります。

比較 3口の中の違和感

All-on-4® 総入れ歯
保険適用の場合は有

All-on-4®は、顎の骨に入れたインプラントに支えられているため、天然の歯に比べても違和感が少ないです。
これに対して、総入れ歯は大きく厚みもあるため、違和感はあります。嘔吐したくなる方もいるほどです。
また、粘膜で支えているため、使用しているうちにズレや痛みを感じることがあります。

比較 4対応症例

All-on-4® 総入れ歯
限られる ほとんどの人に適用可能

All-on-4®の治療は、外科的処置を伴います。このため、外科的処置に耐えられない全身疾患のある方などでは適用できないことがあります。これに対して、総入れ歯は、誰に対しても適応できます。

比較 5審美性

All-on-4® 総入れ歯

All-on-4®歯並びも美しく整え、歯肉の色も合わせるので自然な仕上がりになります。
自費診療の総入れ歯の場合は、自然な仕上がりにできますが、保険診療の総入れ歯では、そこまで求めることはできません。

比較 6費用

All-on-4® 総入れ歯
高額 保険適用の場合は安価

All-on-4®保険適用外の治療となるため、治療費は全額自己負担となり、他の治療と比べると費用は高額になります。
これに対して、総入れ歯は保険診療で作成できるので、費用を抑えることができます。
ただし、見た目や機能性、使い心地にこだわるのであれば、総入れ歯も保険適用外になることがほとんどです。その分、費用もかかります。

比較 7手術の有無

All-on-4® 総入れ歯

インプラントは顎骨に直接に直径4ミリ程度の穴をあけて人工歯根を埋入するため、外科処置が必要になります。総入れ歯では、手術の必要はありません。

比較 8寿命

All-on-4® 総入れ歯
10年以上 約5年

治療後も定期的なメインテナンスを欠かさず続けていれば、All-on-4®は10年以上使用できることが期待できます。
総入れ歯の場合は、入れ歯を支える顎の骨が痩せてくると合わなくなり、ズレや痛みが生じます。このため、約5年使用したら作り直すことが推奨されています。

ご相談は無料、セカンドオピニオンにも対応しています

相談

All-on-4®やインプラント治療に関してのご相談は無料となります。また、セカンドオピニオンにも対応していますので、お気軽にご相談ください。
当院は全室「個室」となっていますので、周りの目を気にせず、何でもご相談いただけます。

その他、「初診パック」というサービスもご用意していますので、相談だけでなく検査や診断結果も知りたい方は、こちらもご利用ください。

割引あり初診パック

「初診パック」は、通常40,000円の初診メニュー(検査や診断)をパッケージにして5,000円(税込)で提供するサービスです。治療費や治療内容、治療期間等の具体的なご提案をしますので、是非ご利用ください。

詳細はこちら

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

このページの先頭に戻る