歯を失ったら、どの治療を選択するか
2021年1月14日
入れ歯・ブリッジ・インプラントどれがいいのか
入れ歯・ブリッジ・インプラント、についてメリット・デメリットを挙げましたが、ではどの治療法が一番最善の選択肢なのでしょうか。
一番大切なことは、他の病気の治療方法と同じように、どの治療を選択するのかを最終的に決めるのは患者である自分自身ということです。
歯科医師からしっかり治療の説明を受けた上で、疑問や不安があれば質問し、納得してから治療を選ぶことが大切です。
自分にとってどの治療法がいいのか、歯科医師ときちんと相談して、最善の治療を選択しましょう。
お口の状態、セルフチェック
2021年1月13日
自分のお口の中の状態、知っていますか
現在のお口の中の状態について、セルフチェックをしてみましょう。
はい・いいえ で答えていき、数字が入っているところのチェックがある方は、その数字を足してください・・・
結果はこちら・・・
いかがでしたでしょうか?4点以上の方はオーラルフレイルの危険性が高い可能性があります。かかりつけ歯科医院に定期的に通って、ずっと笑顔で”健康長寿”を目指しましょう!
歯がなくなったら?
2021年1月12日
歯を失った時、そこの部分はどのように補うことができるでしょうか。
- 入れ歯
入れ歯には「部分入れ歯」と「総入れ歯」があります。
上の絵は部分入れ歯で、ない歯を補う「人工歯」と歯肉を補う「床」そしてそれを残っている歯に固定する「クラスプ(バネ)」からできています。
総入れ歯は人工歯と床だけで、床を吸盤のように歯肉に密着させる必要があります。
↓こんなイメージ↓
メリット
・取り外せるので、こまめに清掃できる
・保険適応の場合、経済的・・・など
デメリット
・噛む力が低い
・残っている歯に負担がかかる
・唾液が出にくくなることがある・・など
- ブリッジ
失った歯を補う「人工歯」とその両隣の歯にかぶせる「クラウン」が一体となったもの。失った歯の両隣の歯が支えとなることで人工歯を固定します。ブリッジの構造上、失われた歯の両隣の歯がなければ、ブリッジを作成することはできません。
メリット
・取り外し不要
・保険が適応の場合、経済的・・・など
デメリット
・健康な歯を削らなくてはならない
・支える歯の負担が大きい
・清掃性が低下する場合がある・・・など
- インプラント
失った歯の代わりに、手術で顎の骨に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、それを土台に人工歯を装着します。インプラントは「第二の永久歯」とも言われるほど、最も天然歯に近い存在です。
インプラントに使用される金属のチタンは、人の体と親和性が高く、骨と結合する性質があります。そのため、人工歯をしっかりと固定することができ、自分の歯と同じように噛めるのです。
メリット
・自分の歯と同じように噛める
・残った歯に負担が少ない・・・など
デメリット
・手術が必要
・保険適用外のため、費用がかかる・・・など
結局、どの治療がいいのか?
大きく、3つの治療方法を紹介しましたが、どの治療法がいいのでしょうか。それについて次回改めてお話ししたいと思います。さて、皆さんは、どの治療法を選択しますか?